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真っ白いコットンシャツに。絵本から飛び出してきたようなブローチ。

窓のそとに広がるのは、のどかな田園風景。札幌中心部から車で1時間ほど、ゆるやかな丘をのぼったところに、cupiporo(チュピポロ)の工房があります。チュピポロとは、アイヌ語で“月明かり”という意味。“月明かりの下で読む絵本のような物語のある雑貨”をコンセプトとしたオリジナルの雑貨ブランドです。マトリョーシカ、ブローチ、キーホルダーなど、ただかわいいだけではない、不思議な魅力を放つ作品がそろっています。東京での個展や雑貨店でも、人気を集めているそうです。

美術大学の出身で、銅版画や絵画を学んでいたというcupiporoさん。ブローチの色づかいやデザインのバランスがちょうどよく、文句なしにかわいい。モノトーンの渋い色みのものはもちろん、カラフルなものも抑えたトーンなので派手にならず、大人っぽい印象です。

裏側までイラストが描かれているのにも心をくすぐられます。ひとつひとつ手づくりで、ホオの木の板から型をとるところからはじまり、絵付けをして、樹脂を塗って仕上げ。軽いのでいろんなところにつけて楽しめます。

人気の作品は、雑貨店や展示会によって異なるそうです。ペンギンやシロクマなど北国の動物をモチーフにした作品も多く、ユーモラスな表情を見せます。

洋服やバッグにつけて、コーディネートのポイントに。シンプルなキャンバス地のトートバッグにもよく合うのではないでしょうか。いつまでも眺めていたくなるような、お気に入りのひとつになりそうです。

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cupiporo(チュピポロ)

cupiporo(チュピポロ)は、アイヌ語で“月明かり”という意味。“月明かりの下で読む絵本のような物語のある雑貨”をコンセプトに、マトリョーシカ、ブローチ、キーホルダーなどをつくっています。

北海道石狩市
cupiporo@yomimon.com