ビールもワインもウィスキーもオレゴン。
MARLEY GARDEN TEXT/KAGEHIRO WATANABE, PHOTO/HIROFUMI TATSUKI※2017年4月をもって閉店
地下1階なのに、天井が高くて開放感があるビアバー、『マーリーガーデン』は、ソファに座ってくつろぎながらついつい長居をしたくなる、落ち着けるお店です。このお店の特徴はクラフトビール。特に、オレゴン州ポートランド市のビールに力を入れていて、ウィスキーやワインもオレゴンのものがそろっています。
札幌の姉妹都市でもあるポートランドは、アメリカで住みたい町No.1に選ばれるなど、今大きな注目が集まっている町。この町は、"世界一のビール都市”とも呼ばれており、人口約60万人に対して醸造所が約60軒もあるのだとか。マーリーガーデンでは、オレゴンのクラフトビールを常時16種取り揃えています。
このお店はフードも魅力的。ビアバーのイメージからはちょっと外れるかもしれませんが、ビールにはやっぱり合う餃子や日本蕎麦のメニューがあります。蕎麦は、新得、鹿追、幌加内産から選べるようになっていて、今後、長野産も加えたいとのこと。
そして、フードメニューで外せないのが地鶏の蒸し焼き。オレゴンビールで蒸し焼きにしていて、つくり始めた途端、店内に漂う香りで美味しさが確信できる逸品です。
このお店では、ゲストビールとして樽生を1種仕入れていて、取材時には、スモークモルトが豊かに香る、札幌の"太陽と月BREWING”の”狼煙”が入っていました。前々日までの予約なら、コース料理やクラフトビールの飲み放題にも対応できるそうなので、仲間同士での集まりにいかがでしょうか。